習い事をさせないのはかわいそう⁉︎習い事がもたらす影響とは?

今では約80%の小学生が習い事をしています。(小学生白書Web版より)
ほとんどの子供が習い事をしている中、「習い事させないなんて、かわいそう」と言われて不安になったり、心配する声も出てきています。
習い事をさせないのはかわいそうなのでしょうか?「習い事をさせない理由」から考えてみました。
また、習い事をする理由と習い事がもたらす影響やメリットについてもご紹介します。
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子どもに「習い事をさせない理由」
子どもに習い事をさせない理由は、各家庭の考え方があって習わせない場合や、様々な事情があって習わせられない場合があります。
習い事をさせない理由を探ってみました。
金銭的な事情
習い事をさせない理由には、習い事をする金銭的な余裕がないという理由も多いです。コロナで仕事やパートを辞めざるをえない状況になって家庭の金銭状況が悪化し、習い事を辞めなくてはいけなくなったご家庭も。早くコロナが治ってほしいものです。
また、大学進学費用を貯めるためにも今から準備しているご家庭もあります。習い事に回す金額を、将来の学費に回しているのです。
習い事費用も、将来の学費も、どちらも子どものためを思っていることに間違いありません。お金をどこに使うかは、家庭によって価値観が違います。
親が送迎できない事情(仕事・体調不良)
習い事の時間は、学校が終わってからの時間が多いです。両親が仕事でバリバリ働いているご家庭は、送迎ができずに断念しているケースもあります。近くに祖父母が住んでいれば送迎を頼ることもできますが、遠くに住んでいる場合はなかなかそうはいかないですよね…。
今では学校から送迎付きの習い事もあります。その分費用は高くなってしまいますが、仕事で送迎できない家庭にとってはありがたいですね。
子どもが習いたがらない・まだ遊ばせたい
子どもが興味を示すものがなかったり、特に習いたいものがなくて習わせていない場合もあります。また、学校から帰ったら公園で遊んで欲しいから習わせていなかったり、いずれ勉強漬けになるのだから今は自由に遊ばせたいというご家庭も。
小さいうちから習い事をさせる必要性を感じない
幼稚園、小学校低学年から習い事をさせる必要性を感じないというご家庭も。金銭的な理由や子どもの人数が多いということもありますが、今ではYouTubeで学ぶこともできる時代ですので、高い金額を払ってわざわざ習い事をさせる必要性を感じないという方も少なくないです。
子どもに「習い事をさせる理由」
子どもを「習い事に通わせるご家庭は、習い事で得られるメリットがあるから、習わせているのです。では、習い事で得られるメリットとは何なのでしょうか?
学校や家ではできない社会経験を得るため
学校や家では得られない社会経験を、習い事で補うことができます。
学校は限られた時間で多数の人間と同じ時間を共有します。生徒の人数が多ければ多いほど、先生も個人に合わせたきめ細かな指導は難しくなり人間関係は希薄になりやすいです。
しかし習い事は少人数制もしくは個人レッスンがあるので、先生はその子の苦手な部分や適性を見るだけでなく、人間性もよく見ることができるので、より子供に合った指導や接し方をしてくれて、濃密な関係を気付きやすくなります。また、習い事で出会った友達との関係や、勝負事の勝った・負けたの経験、目標のために努力することなど、様々な経験を積むことができます。
コミュニケーション能力アップのため
習い事をすることで、親以外の大人や、同世代の友達と一緒に過ごして話すきっかけになります。
様々な人間と触れ合うことで、コミュニケーション能力のアップさせたい親御さんも多いのではないでしょうか。恥ずかしがり屋でうまく話せないお子様も、習い事をきっかけに克服するケースもあるようです。
礼儀を身につけたい
「礼節をわきまえた態度」・「礼儀」を身につけて欲しいというご家庭も少なくありません。柔道や空手などの武道の人気の理由の一つでもあります。
子どもには先生に平気でフレンドリーに話せる子もいます。先生に対して緊張せずに萎縮しないで自然体でいられることは望ましい姿ではありますが、だからと言って「先生に失礼な態度をとってはいけない」という姿は子供でも教えるべきだと思います。「失礼な態度をとってはいけない」のはどの大人に対しても同じですので、目上の人との接し方の勉強にもなります。
子供が習い事をやりたいと思うきっかけとは?
子どもが習い事をやりたいと思うきっかけは、案外単純だったりします。ですが、単純だからといって子どもの「やりたい」気持ちを摘んでしまっては、せっかくのきっかけを逃してしまい、もったいないです。
どんな感じかやってみたいだけかもしれないので、体験だけでもさせてあげて子どもの反応を見てから実際に習うのか、通えそうなのかを考えてもよさそうです。
・楽しそうだから、やってみたい
何かを見たり聞いたりしたきっかけで、「楽しそうだから、やってみたい!」と思うことがきっかけになることが多いようです。
・友達がやっているから、一緒にやってみたい
習い事をしている子が多い今、学校での話題でも習い事の話が出ることもあります。
その時に、自分だけが習い事をしていないことに寂しさを感じたり、
「自分もみんなのように一緒の体験をしたい。一緒に話に入りたい」と思うことは自然の流れでしょう。
・衣装が可愛いから、やってみたい
ダンスやチアリーダー、ピアノの発表会で着るドレスなどの衣装は、女の子からすると『非日常のかわいい衣装』です。
子供とはいえ、可愛さに憧れる女の子にとっては『可愛い衣装を着た自分』の姿も憧れです。自分もそうなりたいと思うのも自然な姿だと思います。
子供が「やりたいから」習う?親が「やらせたいから」習う?
子供が「やりたいから」習う場合
子供がやりたいから習い事を始めるのは、子どもにとってとても良い影響があります。
「お父さん・お母さんが、私(ほく)の気持ちをわかってくれた!」という嬉しさだけでなく、
「自分がやりたい!と思ったことを始められる!」というワクワク感を得られるからです。
親が「やらせたいから」習う場合
一方、親が「やらせたいから」習わせる場合には注意が必要です。
親の立場としては、子どもの将来のためを思って行動しているのですが、子を思っての行動が子どもの気持ちとかけ離れている場合は注意してください。
「これから英語が必須になるから習わせないと!」とか、「私が叶えられなかった夢を子供に叶えてもらいたい!!」…というのはちょっとやり過ぎですが、子供が一切望んでいないこと(むしろ嫌がっていること)を決めつけてやらせてしまうのは良くないです。
ずっと親の言いなりになって「良い子」で我慢してきた子供は、大人になって何かしらのトラウマや精神疾患を抱えることになる可能性もあります。子どもの気持ちを置いていかないように気をつけましょう。
自分の親に「今日からあなたはこれをやりなさい!」と一方的に決めつけられ、押し付けられたら、誰だって嫌ですよね。それは、大人だって嫌です…。
子供にとってどんなに良いメリットがあるか、どんなに楽しいかを伝える
習い事をさせたい。子どももやりたがってはいるものの、いまいち熱意をもっていない…。
そんな場合は、どうしたら良いのでしょうか?
親御さんが習い事をさせたい場合は、習い事をやりたがっているこのチャンスは逃したくないですよね。
必要なのは、そこにお子様の興味を持っていかせることです。
子どもに興味を持ってもらう魔法の言葉
習い事をさせたい。子供はそんなに嫌がっていないけど、すごくやりたい‼︎という熱意もない。どうしたら興味を持ってくれるんだろう…
という場合は、子どもにとって「こんなに良いことが待っているよ!」「こんなにワクワクして楽しいんだよ!」ということを話して理解させることがおすすめです。親御さんの熱意のこもったプレゼンによって、お子様の興味も変わってくるのではないでしょうか。
(※習い事の無理強いを進めているわけではないですよ!子どもにメリットを伝えるだけです)
その習い事をすることで、
- 子供にとってどんなに良いメリットがあるのか
- どんな楽しいことが経験できるのか
- どんなにワクワクすることが待っているのか
を教えてあげると、子どもの気持ちも変わるかもしれません。おすすめです。
習い事で得られる、計り知れないメリットとは!?
①自分の特技になり、自信がつく
この目的のために習い事をさせている親御さんも多いのではないでしょうか?
子供が「やりたい」と言った習い事を始め、続けさせてあげることで「好きなこと」が「特技」になり、友達に褒められたり人よりもできることで自信に繋がります。自己肯定感を高めるためにも、習い事はとても重要な人生経験になってきます。
②習い事で出会った友達ができる
同じ習い事に通うということは、同じ趣味だということです。
同じものに興味を持ち、同じ目標に向かって努力する仲間である「習い事の友達」は、学校の友達以上に親密な関係になれることが多いです。
長期間通う習い事なら尚更、お互いのことをよく知っているので成長してもずっと友達で居続けることができます。
②学校以外の、自分の居場所ができる
- 友達に無視されたりいじめられて、学校に行くのが辛い
- 学校に特に仲の良い友達がいるわけでもなく、楽しめない
- 人と自分が違った気がして、なんとなく孤独を感じる
そんな子供たちにとって、習い事は
- 「救いの場所」
- 「唯一の自分の居場所」
になっていることがあります。
私自身小学生の時辛い時期がありましたが、習い事があることで気分転換になり、人生を悲観することなく成長することができました。今では親に感謝しています。
送迎ができないけど、習い事をしたい
今ではオンラインでの習い事も増えています。子どもの送迎ができない場合は、オンラインで習い事をする方法もあります。
様々なオンラインがありますが、おすすめをいくつかご紹介します!
世界最先端のSTEM教材で、楽しく学べる
今話題のSTEM教育【Groovy Lab in a Box】
STEM教育が最先端である米国で、今大人気の教材がGroovy Lab in a Boxです。
Groovy Lab in a Boxは、 科学者と同じメソッドを疑似体験しながら
- 科学(Science)
- 技術(Technology)
- 工学(Engineering)
- 数学(Mathematics)
を楽しく学べる教材です。毎月、楽しい学習キットが届きます。
動画でマイク博士が使い方を教えてくれるので分かりやすく学べます。
★ 科学的思考能力をつけるだけでなく、創造力や思考力も養えるのでおすすめです!
価格も、月々3,980円(税込)と始めやすい価格設定になっています!
しかもいつでも解約可能なので、お子様が興味を示すか試しにとってみることもできます。
今、高所得者のほとんどがSTEM分野の出身だそうです。Groovy Lab in a Boxの教材は学校での勉強にも役立ちますし、お子様がもしも興味を持ってくれたら…今後・将来のメリットは計り知れません!
オンラインで楽しくキッズ英会話
子供専用のオンライン英会話スクールであるハッチリンクジュニアは、なんと満足度が96%以上の人気のキッズ英会話です。
対象年齢は2歳〜高校生までとかなり広く、英検にも対応しているので効率よく楽しく学ぶことができます。
キッズ英会話なだけあって、講師は小さいお子様への指導が得意でフレンドリーな対応なので、安心してお子様を受講させることができます。
学習指導要領にそった英語の教材も完備されていて、 レベルも初級者から帰国子女レベルの上級者まで幅広く対応されています。
アカウントは兄弟やお父さん・お母さんとも共有可能なので、家族で受講することができるのが嬉しいところです。
また、スピーチコンテスト、文通企画、夏の親子短期留学などのアクティビティも充実していて、飽きさせない工夫もされています!
ボイストレーニングで、POP歌手のような歌声を目指す
日本全国どこからでも技術を習うことができる、POPS向けのボイストレーニングのレッスンです。Skypeのオンラインレッスンを採用していて、10歳以上のお子様からオンラインレッスンを受けることができます。
このボイストレーニング教室のKISSでは、オペラの腹式呼吸ではなくPOPSの頭式呼吸を採用しています。オペラ歌手ではなくTVの歌手のように歌が上手くなりたい方に好評のレッスンです!
さかのぼり学習も先取り学習も追加料金無料!スマイルゼミ
スマイルゼミは、幼児・小学生・中学生を対象とした、タブレット型通信教育サービスです。塾に通えない、送迎ができない方におすすめなのが、このスマイルゼミです。
スマイルゼミでは、苦手な分野はさかのぼり学習で復習できて、得意分野はどんどん先に進んで先取り学習で予習することが可能です。
他の学習教材では、先取り学習は小学生の範囲のみですが、このスマイルゼミでは中学3年までの範囲を追加料金なしで学ぶことができます。(この無学年学習の「コアトレ」は2022年4月〜です。)
お子様の得意を伸ばすのに力強い味方になってくれます。
まとめ
習い事をさせないのは、かわいそうではありません。
家庭によって価値観や事情があるので、それに沿って行動されているだけです。他人がどうこう言う問題ではないのです。
ただ、習い事には学校や家庭でなかなか子どもにさせられない体験をさせられるメリットがあり、人生経験を積むチャンスでもあります。その体験をさせるためにも習い事をさせる家庭は以前よりも増えています。
大切なのは、お子様が「何をやりたくて、何に興味を持っているか」です。お子様の気持ちが一番大切です。
お子様の気持ちを大切にして、「やりたくない」のならその気持ちを尊重してあげていいと思います。それは、決して「かわいそう」なことではないのです。
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